ディーク・リチャーズ(Deke Richards、1944年4月8日 - 2013年3月24日)は、出生名Dennis Lussier、Deke Lussierとしても知られるアメリカ合衆国のソングライター、音楽プロデューサー。モータウンで活躍した。
プロデューサー・チーム「The Clan」およびザ・コーポレーションとして知られる。後者はジャクソン5の初期のヒット曲「帰ってほしいの」「ABC」「小さな経験」「ママの真珠」「きっと明日は (ジャクソン5の曲)」で知られている。
略歴
カリフォルニア州ロサンゼルス生まれ。 父は脚本家のデイン・ラッシャー。1962年の映画『Eegah』でバンド・メンバーの一人を演じ、その後、芸名ディーク・リチャーズを使うようになった。デビー・ディーンのバンドでバック・シンガーをしているときに彼女に曲を書き、スプリームスの1966年にハリウッド劇場公演にてモータウンのベリー・ゴーディーと出会う。ゴーディーは感銘を受け、リチャーズと音楽プロデューサー、ソングライターとして契約した。
ディーク・リチャーズは、ジャクソン5の他、ボビー・ダーリン、マーサ&ザ・ヴァンデラス、ザ・ブラックベリーズ (The Blackberries)、ステイシー・ジョンソン (Stacie Johnson)などに曲を書いた。1968年にホーランド=ドジャー=ホーランドがモータウンを去ると、スプリームスをプロデュースするようになる。スプリームスのナンバー・ワン・ヒット「Love Child」を共作し、イギリスでトップとなったダイアナ・ロスの「I'm Still Waiting」を単独で作詞作曲した。同曲は1990年代にコートニー・パインがカバーしている。
食道癌で2013年に逝去。68歳没。
参照
外部リンク
- IMDB Profile
- Credits at Allmusic.com
- Songwriting credits at BMI.com
- ディーク・リチャーズ - Discogs(英語)




