祐子内親王家駿河(ゆうしないしんのうけ の するが、生没年未詳)は、平安時代後期の女官・女流歌人。清和源氏満政流。駿河守源忠重の娘。兄弟に定宗、定重らがある。一宮駿河とも呼ばれる。

母は美濃国の出身といわれ、後朱雀天皇の皇女祐子内親王に仕えた。歌人としては『夫木和歌抄』巻22に所収される歌から、祐子内親王家歌合に出詠したことが推察されている。『後拾遺和歌集』に1首が入集。

  • 思ひやる心ばかりは桜花たづぬる人におくれやはする (『後拾遺和歌集』86)

脚注


歌仙人形 百人一首 祐子内親王家紀伊 ゆうしないしんのうけのき ヤマネウェブショプ

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『式子内親王・永福門院』(竹西 寛子,雨宮 雅子):講談社文芸文庫|講談社BOOK倶楽部