社会基盤庁(しゃかいきばんちょう、英語・仏語:Infrastructure Canada、略称:INFC)は、カナダ連邦政府内で、カナダの連邦公共基盤・社会インフラストラクチャーに関する行政、規制、業務を司る省庁である。インフラストラクチャー庁とも訳される。

社会基盤の構築と開発は基本的には各州・各準州や基礎自治体レベルの責務とされるが、他の自治体との連携財政計画なども担当している。

社会基盤庁を担当する大臣は幾度となく変遷しており、2024年現在は住宅・インフラ・コミュニティ大臣である。

歴史

2002年に社会基盤庁(Office of Infrastructure of Canada (Infrastructure Canada))が枢密院勅令で連邦省庁のひとつとして設立された。この組織は戦略的な社会基盤構築についてカナダの各州・各準州や基礎自治体を財務支援の合意を促すことが目的である。カナダ戦略社会基盤基金と、ガソリン税基金の2つの連邦法に基づき運営されている。

主な組織

社会基盤庁は下記の大臣、組織を管轄している。

  • 住宅・インフラ・コミュニティ大臣

局・公社など

社会基盤庁は下記の5局で運営されている。

  • 政策実績局
  • 計画運営局
  • 企業サービス局
  • 監査評価局
  • コミュニケーション局

また下記の組織も管轄している。

  • ウィンザー・デトロイト橋公社(Windsor–Detroit Bridge Authority)
  • ウォーターフロント・トロント公社(Waterfront Toronto)
  • ジャック・カルティエ橋公社(Jacques Cartier Bridges Incorporated)
  • PPPカナダ公社(PPP Canada、Public-Private Partnerships Canada)

脚注

注釈

出典

外部リンク

  • 庁公式サイト(英語・仏語)

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