青春の光と影』(Clouds)は、ジョニ・ミッチェルが1969年に発表した2枚目のアルバム。

概要

ロサンゼルスのA&Mスタジオでレコーディングは行われた。ミッチェルはデヴィッド・クロスビーからA&Mレコードのレコーディング・エンジニアだったヘンリー・レヴィーを紹介され、レヴィーを起用。以後彼はこのアルバムから90年代までミッチェルの作品に携わることとなった。「ティン・エンジェル」のみポール・A・ロスチャイルドがプロデューサーを務め、その他の曲はミッチェル自身がプロデュースし、かつほとんどの楽器を演奏した。録音に参加したミュージシャンはスティーヴン・スティルス(ギターとベース)のみである。

収録曲はすべてミッチェルが作詞作曲した。1969年5月に発売され、ビルボードのアルバム・チャートの31位を記録した。カナダでは22位を記録した。

ジャケットはミッチェルの自画像。エド・スラッシャーがアート・ディレクションを務めた。

2022年7月17日、ミッチェルの公式YouTubeチャンネルは、『青春の光と影』アルバム全体を1本の動画として公開した。

収録曲

Side 1

  1. ティン・エンジェル - Tin Angel - 4:09
  2. チェルシーの朝 - Chelsea Morning - 2:35
  3. 我を忘れて - I Don't Know Where I Stand - 3:13
  4. ザット・ソング・アバウト・ザ・ミッドウェイ - That Song About the Midway - 4:38
  5. ローゼズ・ブルー - Roses Blue - 3:52
Side 2
  1. ギャラリー - The Gallery - 4:12
  2. 私は判っている - I Think I Understand - 4:28
  3. 年老いていく子供たちへ - Songs to Aging Children Come - 3:10
  4. フィドルとドラム - The Fiddle and the Drum - 2:50
  5. 青春の光と影 - Both Sides, Now - 4:32

脚注


ジョニ・ミッチェル / 青春の光と影(紙ジャケット) 今日もロックな日々

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