山本 真希(やまもと まさき、1987年8月24日 - )は、静岡県島田市出身の元サッカー選手。現役時代のポジションはミッドフィールダー、ディフェンダー。
来歴
ジュニアユースから清水エスパルスで育った選手。ユース在籍中の2005年に17歳7カ月13日 でトップデビューを果たした。この記録は、市川大祐の保持していた17歳9ヶ月を約2ヶ月塗り替える清水史上最年少出場記録で、J1全体でも歴代9位の記録であった(記録はいずれも当時)。
各年代の代表で10番を背負い続けており、2005 FIFAワールドユース選手権は飛び級ながら最終候補まで残った。エースとして期待された2007年のFIFA U-20ワールドカップでも2大会連続で最終候補まで残ったが、清水での出場機会が乏しく、ポジションが重なる梅崎司、田中亜土夢、柏木陽介らの台頭もあり、最終選考で外れた。
2008年の後半に出場機会を得ると公式戦4得点と活躍。清水では主にアンカー、インサイドハーフでプレーする。2009年5月23日の第13節新潟戦ではリーグ戦で初めて直接フリーキックによって得点した。
2012年より、コンサドーレ札幌へ完全移籍。
2013年より、川崎フロンターレへ完全移籍。
2016年より、ジェフユナイテッド市原・千葉へ完全移籍。3月20日の第4節松本戦で移籍後初ゴールを挙げた。
2019年8月、松本山雅FCへ期限付き移籍で加入すると発表された。同年12月、完全移籍にて加入。
2021年1月10日、現役引退を発表、2月1日には同クラブのグラスルーツアンバサダー就任が発表された。
人物・エピソード
- 清水時代のホームゲームでの選手紹介の際、「異次元の才能 清水の誇り」とまで称されるほど、チームのかける期待が大きい選手であった。
- 目指す選手はオランダ代表のアリエン・ロッベンを挙げている。
- 2010年2月に結婚。2011年7月に第一子の長女、2013年7月に第二子の次女、2015年4月に第三子の長男が誕生した。
所属クラブ
- FC島田 (島田市立大津小学校)
- 1999年 - 2001年 清水エスパルスジュニアユース (島田市立島田第二中学校)
- 2002年 - 2004年 清水エスパルスユース (静岡学園高等学校)
- 2005年 - 2011年 清水エスパルス
- 2012年 コンサドーレ札幌
- 2013年 - 2015年 川崎フロンターレ
- 2016年 - 2019年 ジェフユナイテッド市原・千葉
- 2019年8月 - 同年12月 松本山雅FC(期限付き移籍)
- 2020年 松本山雅FC
個人成績
- 2005年はユース所属。
- 公式戦初得点 - 2008年9月7日 ナビスコカップ準決勝 第2戦 vsガンバ大阪 (万博記念競技場)
- Jリーグ初出場 - 2005年4月16日 J1第6節 vs大分トリニータ (日本平スタジアム)
- Jリーグ初得点 - 2008年10月4日 J1第28節 vsFC東京 (味の素スタジアム)
代表歴
- 2001年 U-14日本ユース選抜
- 2002年 U-15日本代表
- 2003年 U-16日本代表
- 2004年、2006年 U-19日本代表
- 2005年 U-18日本代表、U-20日本代表
指導歴
- 2021年 - 2023年 松本山雅FC
- 2021年 スクールコーチ
- 2022年 U-18 コーチ
- 2023年 U-15 コーチ
- 2024年 - 清水エスパルスユース コーチ
タイトル
クラブ
- 清水エスパルスジュニアユース
- 高円宮杯全日本ユースサッカー選手権 (U-15)大会 : (2000年)
- 清水エスパルスユース
- 日本クラブユースサッカー選手権 (U-18)大会 : (2002年)
脚注
関連項目
- 静岡県出身の人物一覧
- 清水エスパルスの選手一覧
- 北海道コンサドーレ札幌の選手一覧
- 川崎フロンターレの選手一覧
- ジェフユナイテッド市原・千葉の選手一覧
- 松本山雅FCの選手一覧
外部リンク
- 山本真希 - Soccerway.com (英語)
- 山本真希 - FootballDatabase.eu (英語)
- 山本真希 - WorldFootball.net (英語)
- 山本真希 - Transfermarkt.comによる選手データ (英語)
- 山本真希 - J.League Data Siteによる選手データ




