セバスチャン・フィツェック(Sebastian Fitzek、1971年10月13日 - )は、ドイツの小説家、ジャーナリスト。ベルリン生まれ、ベルリン在住。

著作権についての研究で博士号を取得後、放送局に勤務のかたわら、小説を執筆。2006年、サイコ・サスペンス小説『治療島』でデビュー。このデビュー作はドイツでベストセラーとなり、フリードリヒ・グラウザー賞(ドイツ推理作家協会賞)の新人賞にもノミネートされた。その後作品は24の言語で刊行されており、累計450万部を売り上げている。2012年には『前世療法』(2008年)を原作とした映画"Das Kind"が公開された。

作品リスト

  • Die Therapie (2006)
    • 治療島(訳:赤根洋子、柏書房、2007年7月)
  • Amokspiel (2007)
    • ラジオ・キラー(訳:赤根洋子、柏書房、2008年1月)
  • Das Kind (2008)
    • 前世療法 (訳:赤根洋子、柏書房、2008年6月)
  • Der Seelenbrecher (2008)
    • サイコブレイカー(訳:赤根洋子、柏書房、2009年7月)
  • Splitter (2009)
  • Der Augensammler (2010)
    • アイ・コレクター(訳:小津薫、早川書房 ハヤカワ・ミステリ、2012年4月)
  • Der Augenjäger (2011)
  • Der Nachtwandler (2013)
  • Noah (2013)
  • Passagier 23 (2014)
    • 乗客ナンバー23の消失(訳:酒寄進一、文藝春秋、2018年3月 / 文春文庫、2021年4月)
  • Flugangst 7A (2017)
    • 座席ナンバー7Aの恐怖(訳:酒寄進一、文藝春秋、2019年3月 / 文春文庫、2023年4月)

この他、編著や共著、ノンフィクションなどがある。

脚注

関連項目

  • 推理作家一覧#ドイツ語圏

参考文献

  • セバスチャン・フィツェック『アイ・コレクター』(早川書房、2012年)訳者あとがき(小津薫)

外部リンク

  • Sebastian Fitzek (@SebastianFitzek) - X(旧Twitter)
  • Literatur von und über Sebastian Fitzek - ドイツ国立図書館カタログ

ドイツのベストセラー作家が放つ「多重どんでん返し」に巻き込まれろ! 『座席ナンバー7Aの恐怖』(セバスチャン・フィツェック) 書評 本の話

座席ナンバー7Aの恐怖 セバスチャン・フィツェック著 メルカリ

サイコブレイカー セバスチャン・フィツェック 東京 下北沢 クラリスブックス 古本の買取・販売|哲学思想・文学・アート・ファッション・写真

セバスチャン・フィツェックの治療島 海外ドラマNAVI

治療島 セバスチャン・フィツェック 翻訳ミステリー&ロマンス小説感想日記