龍禅寺町(りゅうぜんじちょう)は、静岡県浜松市中央区の町名。丁番を持たない単独町名である。住居表示未実施。
地理
浜松市中央区の駅南地区の一角で地区の名前のとおり、浜松駅から南側に約1.2kmの場所に所在する。
旧中区の南東端に位置し、馬込川を挟んで旧南区との区境に当たる。
町内の北西部の地域は近隣商業地域に指定されており、それ以外の地域は第2種住居地域に指定されている。
地名の由来
町名の由来でもある龍禅寺は開創が1200年程前の飛鳥時代の大同年間の806年から810年と伝えられる。
龍禅寺村の旧称は市場村で、天正以後寺号を取って村名を龍禅寺村とした。
沿革
- 1871年(明治4年) - 浜松県管轄になる。
- 1876年(明治9年) - 浜松県から静岡県になる。土呂新田が龍禅寺村へ合併。
- 1889年(明治22年)4月1日 - 町村制の施行により、浜松寺島村、浜松八幡地村、楊子村、寺脇村、福塚村、三島村、瓜内村[大部分]、白羽村、中田島村、龍禅寺村が合併して敷知郡白脇村が発足。 白脇村は町村制施行によって瓜内・白羽・中田島・楊子・三島・寺脇・福塚・寺島・龍禅寺の九か村を大字として成立。
- 1879年(明治12年)3月12日 - 郡区町村編制法に基づく静岡県令甲第36号により所属郡が浜名郡に変更される。
- 1904年(明治37年)12月14日 - 龍禅寺が浜松町に編入される。
- 1911年(明治44年)7月1日 - 浜松町が市制施行し、浜松市龍禅寺となる。
- 1925年(大正14年)5月1日 - 地籍整理で龍禅寺から龍禅寺町(りゅうぜんじまち)となる。この時、北馬込・浜松寺島の各一部を龍禅寺町に編入し、龍禅寺町の一部を寺島町へ編入した。
- 2007年(平成19年)4月1日 - 浜松市が政令指定都市へ移行。浜松市中区龍禅寺町になる。
- 2024年(令和6年)1月1日 - 浜松市の行政区再編により浜松市中央区龍禅寺町になる。
世帯数と人口
2020年(令和2年)9月1日現在の世帯数と人口は以下の通りである。
小・中学校の学区
市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる。
交通
- 鉄道
- 東海道新幹線・JR東海道線 浜松駅まで徒歩約16分。
- 遠州鉄道線新浜松駅まで徒歩約19分。
- バス
町内を走るバスは全部で3路線。5つの停留所を利用する事ができる。3路線とも浜松駅バスターミナルから発着する。
- 遠鉄バス
- 1遠州浜蜆塚線 : (浜松駅 方面 - )竜禅寺小学校( - 遠州浜 方面)
- 4中田島線 : (浜松駅 方面 - )竜禅寺町 - 南中前( - 中田島車庫 方面)
- 5三島江之島線 : (浜松駅 方面 - )仁王門 - 竜禅寺東( - 南区役所・遠州浜 方面)
- 道路
- 市道曳馬中田島線(中田島街道)
- 橋
- 大浜橋
- 楊子橋
- 三島橋
- 白竜橋
- 瓜内橋
施設
- 龍禅寺
- 浜松市立竜禅寺小学校
- 浜松市立南部中学校
- 熊野神社
- 福興稲荷神社
- ユニバーサルキリスト教会
- 竜禅寺町公会堂
- 高砂橋跡
地域
日本郵便
- 郵便番号 : 430-0924
警察署
町内の警察署の管轄区域は以下の通りである。
消防署
町内の消防署の管轄区域は以下の通りである。
脚注


